自分が達成したいことはなんだろうか?
この問いかけに対して即答出来る人は、恐らくこのサラリーマン大国日本では極少人数に限られるだろう。
中学高校大学と、自分の進路が明確になっていなくても漠然とした無限の選択肢があった頃には、自分次第でなんとでも道が開けると考えることができた(正確には騙すことができた)
しかし、社会人になって自分の勤める会社が決まり、そこで数年働くと、しんどそうに働くマネージャー層と自分の将来像が重なり、自分の将来の偏差がかなり小さくなっていることに薄々と感づく。加えて、家庭をもてば時間もお金も制限される。責任も求められる。間違ったことができない。模範になることが求められる。
この閉塞感を紛らわすにはどうしたらよいのだろうか?
正解ではないかもしれないが、
変化(無常)こそ重要
という仮説をたてた。
この人生を少しでもよくしたい。全然なににも面白みを感じない悟り世代代表のocckhamは、Netflixのスーツをみながらハービースペクターのようなバッキバキの身体になりたいと夢想した。
だが、その日人類は思い出したのである。
これまでの社会人人生3度もジムに入会しては解約を繰り返したことを。
完全に負け癖がついていることを。
恐らく再度トライしても難しいことはデータが示している。
そうであれば、小さいことを習慣的に繰り返し、それを達成することで自分に自信をつけて再トライするのはどうかと考えた。そこで、その第一段階とし開脚180度にトライする。
え?開脚180度なんて無意味なことを?
と、お考えだろうが、
人生とは無意味の集合体である。
身体を鍛えることだって、なんの意味もない。
英語を勉強することだって、この島国日本ではほとんど意味をなさないとも解釈することもできる。
しかし、逆説的ではあるが意味があるものしかしないのは実につまらないのである。生活するために働くライスワークなんてまさにその典型だ。
occkhamは、このなんとも無意味なことを毎日続けることで、その日々の身体的変化や気分的な変化についてもお届けしたいと思っている。
毎日、YouTubeの180度開脚するための動画を見ながら、風呂上がりにストレッチを行う。ストレッチ前後の股の開脚具合を計測して、記録して報告する。そして、定期的にまとめを行いグラフから自分の身体の変化を考察する。
なんともつまらないトライであるが、そんなことはどうでもいいのである。
自分との戦いであり共感してくれる人だけに良い影響を与えられればよいのである。
恐らく毎日できない日もあるだろうが、連続して2日サボらないように記録する。逆に身体が180度開いた後は、どのようなペースで身体が硬くなっていくのか記録するのも面白いかもしれない。
開脚だけでは物足りないから、後何個かトライしていきたい。
さぁ、2021年楽しくなりそうだ。
早速心の変化が出始めていることに気づいた。
以上